皆さんこんにちわ、としやんです。
どんな仕事をしてようが、その仕事にまつわる「リスク」というモノは常に抱えながらやっているもんです。
例えば長距離トラックドライバーは睡眠時間が不規則な生活が続くため高血圧や心臓疾患の発症リスクが高く、運転中に発症したことが原因と考えられる事故も毎年のように発生しています。
飲食店なんかでは衛生面でのリスク(スシローのペロペロ少年だとかetc)や、コロナのお陰でどれだけダメージを喰らったかおわかりの人も多いことでしょう
後は自然災害のリスク等々、このようなことを挙げたらキリがありません。
そこで、このような疑問をお持ちの方も少なくはないと思います
タクシー運転手にとってはどのような「リスク」というモノが存在するんだろうか?
タクシー運転手になる前に知っておきたいこと
できれば常に頭の隅においておきたいなと思うことがあるはずです。
今回はそのような事柄をお話ししていきたいと思いますのでどうぞ最後までお付き合い下さいませ
タクシー運転手への転職をお考えの方はこちらの記事もご覧くださいね。
どうすれば失敗しないか?そのための転職方法について書いています。
⇒タクシー運転手への転職をお考えの方に!未経験者が失敗しない方法とは?
タクシー運転手が抱えるリスクとは?
大まかに別けて「3つ」あると思っています
●乗客へのリスク(トラブル等)
●事故、違反のリスク
●健康上のリスク
それぞれについて僕なりに思うことを説明していきますね
タクシー運転手はお客を選べない(例外あり)
お客が手を挙げててその前で一旦止まり、その人の顔や風体を見て「あっ、なんかちょっと怪しそうだからコイツを乗せるのや~めよ♪」とか
「うん、このお婆ちゃんなら別に問題ないだろう、じゃ乗せるか」な~んてことはタクシー運転手にはできません、当たり前ですが(笑)
乗りたいという意思表示をしてる人に対してそれを拒否することはできないんですね
ですので、どんな人が乗ってるくるかは乗せてみないとわからない
もしかしたらその中に「悪意」を持った人間だっているかもしれません
よくTVやニュースなんかでもやってますよね
乗り逃げされたとか、売り上げ金を持ち逃げされたとか、いちゃもんつけられて暴行を加えられたとか、タクシーにおける様々な出来事が日々、日本のどこかで起こっているのも事実です。
だからと言ってその事を深刻に捉えていつも心配しているようだとタクシー運転手というのは勤まりません。
まぁ、ぶっちゃけて言うとそういう心配していることというのは滅多に起こらないですよ。
それこそ極端な言い方をするならば宝くじに当たる確率ぐらいと思っておいて大丈夫です。
僕が約15年間仕事してきた中で記憶に残っている「悪意」があった人間はたった1回。
池袋から乗せた二人の若い男(内一人は途中で降りた)が、最終的にはお金を払わないで消えてしまった(5000円弱)というのは一度だけありました。
後は、お客がかなり酒に酔っていて口論をしたというのは何度もありましたがね。
ただ、「例外」というのはありまして、あまりにも泥酔しているお客だとか
見るから完全に浮浪者まがいの人間は乗車拒否をして良いというのは「旅客自動車運送事業運輸規則」で定められています
乗客へのリスク対策や回避法ってあるの?
これは正当な理由なき場合は「ありません」と言った方が正解なのかもしれませんが
僕なりの対策法をお話ししますね。
それは「危険な地域←これは僕が勝手に付けています」では極力お客を乗せない(回送にする)ようにするということです。
では、ちょっと貴方に質問します。
下町と高級住宅街とではどちらが「人間の質」が良いと思いますか?
そうですよね、高級住宅街の方ですよね
では、もう一つ質問です。
銀座に買い物に行っている人と新宿歌舞伎町で遊んでいる人とではどちらが「人間の質」が良いと思いますか?
そうですね、大半の方が前者と答えると思います。
そうなんです、お客がタクシーを捕まえる所によって良い場所とそうでない場所というのが存在します(←これは経験していけばわかります)
そうやって極力良質なお客を乗せることでリスクを軽減していくことは可能かと思います。
「お客だからといって全て乗せればいいってもんじゃない」
これは僕の持論です。
タクシー運転手に常につきまとう事故や違反のリスク
これは上記の「乗客へのリスク」よりもかなりのウエートで頭に入れておいた方がよろしい事案です。
毎日、毎日、必ずどこかのタクシー会社の運転手が事故や違反を起こしています。
乗客を乗せている時に限らず、空車の時もこれは起こります。
何を隠そう、この僕も今までに何度も事故や違反を犯しました。
幸い、事故の方はそんな大袈裟な事には至らなかったモノばかりですが違反の方は色々ありました。
スピード違反から始まり、右折禁止違反、進路変更禁止違反(オレンジ色の車線を跨ぐこと)、車両進入禁止違反、指定横断等禁違反(Uターン)、駐車違反等々ですね。
そして、不思議なもんで一回違反をやると何故か続いてしまうんですね
それで、120日という長期の免停を喰らったこともありました。
特に、お客を乗せている時に、お客は遠慮なしに急に言ったりしますからね
「あっ、そこ右」とか時間によって曲がれない場所とか結構あるじゃないですか
でも、運転手としたら慣れない場所とかで急にそれを言われたら、とっさに反応してしまう場合とかもあります。
で、曲がった瞬間に警察がいたりするということがあったりします。
何を弁解してもそれは通じないですからね!
点数を引かれて反則金も払わねばならないことになるので、自分がしっかりしていないとこういうことも防げません。
勿論、これは人によって異なり、そういったモノとは無縁の運転手だっています。
こればかりはいかに自分が気を引き締めて気をつけるしか回避の方法というのは無いですよね
タクシー運転手にとって免許証は命の次に大事な物です。
今は僕もかなり気を引き締めながら仕事をやっています
午前中、営業所から出る時も「うん、今日も一日事故、違反ないように気をつけるぞ」って心に誓ってね。
タクシー運転手の健康上のリスクとは?
人間生きているとこの「健康」については常に考えさせられますよね
まぁ、若い人は大丈夫でしょうが、やはり40歳、50歳を超えると体に色々とガタが来始める頃です
僕は幸いにも今のところ大丈夫ですが、中には腰を痛めたとか、糖尿病や高血圧になっただとか言う人が何人もいます。
特にタクシー運転手の場合は長時間ずっと同じ格好をして運転してるものですから「腰」をやられてしまう方が多いですね
これは些細なことかもしれませんが、僕なんかでも極力車から出てタバコを吸う時とか休憩する時は体を動かしたりしています。
腰が辛いとやはり運転にも支障をきたしてしまいますから、特に腰には注意をしなければいけない仕事だと思いますね。
後は休日の時にいかに体を動かしたりすることができるか?
確かにこの仕事をしてると休みの時とかは億劫になって出歩かなくなったりしてしまうことがあるので
天気の良い日にはジョギングをするなり、ウォーキングをするなりした方が健康を保つという面では重要なことだと思います。
ま と め
いかがでしたでしょうか?
なるほど、タクシー運転手にはそのようなリスクがあるんだ!ということがおわかり頂けたとか思います。
やってみようかなぁと考えてる人にとって、最初からこういうことがわかっていればそれなりに対策を立てられるではないですか
ただ、実際問題としては「本人の自覚」という部分が大きな割合を占めるとは思いますがね。
とにかく参考にしてもらえれば幸いです。
今までお伝えしてきたようなリスクがわかった上で真剣にタクシー会社へ就職、転職をしてみよう
タクシー運転手になろうと思われる方ならぜひコチラもお読み下さいね
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
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