タクシー運転手になりたいけど地理が不安!お客への対応とかどうすればいいの?

タクシー 地理

皆さんこんにちわ、としやんです。

タクシー運転手をやってみようかなぁと思っている人が必ずといっていいほど最初に考えてしまうこと!!

 

地理が不安なんだけど大丈夫かなぁ?

お客へはどういう対応をすればいいんだろうか?

ナビは今、全車に装着されてるとはいっても・・・

 

「道」に対する不安、「お客への対応」の不安

こういった不安をお持ちなんじゃないでしょうか?

今回はそのようなお悩みを少しでも和らげられるようにまとめてみました。

ぜひ最後までお読み頂いて参考にしてもらえれば幸いです。

 

タクシー運転手への転職をお考えの方はこちらの記事もご覧くださいね。

どうすれば失敗しないか?そのための転職方法について書いています。

タクシー運転手への転職をお考えの方に!未経験者が失敗しない方法とは?

 

タクシー運転手なのに道を知らない!でも、なんとかなってしまうのもこの仕事!!

タクシー運転手が道を知らなければ仕事にならないんじゃ?

確かにこのような疑問を抱くと思います。

結論から言ってしまえば、道を知らなくとも仕事はできますし、稼ぐこともできますよ♪

なんか矛盾してますよね(笑)

 

今の僕がそうです。

ちなみに僕はタクシー稼業はトータルすると15年ぐらいです。

「15年もやってれば都内の地理はほとんど知ってるでしょ?」とよく思われがちなのですが、実は内情は違うんです

知らない道も、知らない場所も都内には今だにたくさんあります。

知らない土地へ連れていかれてよく迷子にもなります

さすがに今はナビが付いているので、ちょっと迷子になっても割と容易に抜け出せることはできますがね。

でも、たま~にこういう人に出くわす時もあります

「あんたプロだろ、道もわからないでよくタクシー運転手をやってるな!!」

まぁ、コレを言われたらひとたまりもないんですが、右から左へ聞き流すようにしています

心の中では「道しらなきゃタクシー運転手やっちゃいけね~のかよ?」とか

「じゃ、医者が全てのことがわかるのかよ?内科に行って歯が痛いから診察してくれって言えば診てくれるのか?」

そこでも先生に対して「あんた医者だろ!プロだろ!って言うのか?

「弁護士だってそうだろ!刑事事件が得意な弁護士に、めんどくさい民事のこととか相談してもすんなりは答えられず、六法全書を出してくるだろ」

と、喉元まで出かかるんですが、それを言っちゃ喧嘩になってしまうので我慢しますがね(笑)

 

そうなんです、全てのタクシー運転手という訳ではありませんが、タクシー運転手にも「テリトリー」というのがあるんですよ

少なくとも僕はそうです、得意な地域、不得意な地域というのがあります。

ですから不得意な地域に連れていかれた場合は、そこで営業をせずに車を「回送」にして、自分の仕事のしやすいところまで速攻で戻ってくるようにしています。

これも一つのやり方と言えばやり方ですね。

知らない土地では仕事はしない、仕事は自分の得意とする地域で快適にする

これが僕のモットーです。

 

じゃ、得意とする場所、知ってる所がないよ!という新人ドライバーの時はどうすれば良いの?

という疑問が沸くと思いますのそれは次の行で説明しますね

 

新人タクシー運転手が道を知らない時のお客への対処法!

昔、僕が新人だったころタクシー教習所の先生に言われました。

「道は客に教えてもらえばいいんだ!みんなそうやって道を覚えていくんだよ。たまには怒られるけどな(笑)」

まぁ、あの頃と今の時代とはちょっと勝手は違いますが、基本は今も変わっていません

初めはわからないのは当たり前、道なんて幾ら地図を眺めていても絶対に覚えられないモノなんです。

コレは実際に自分がハンドルを握って走ってみるのが一番早く覚えられます。

タクシーに乗る人ってだいたいは決まっていますし、逆にお客の方が知ってることが多いですので、わからなければお客に聞きましょう。

 

ただ、問題が一つあります。

それは何かと言えば、お客への聞き方、対応の仕方です。

これを間違うと、さっきの言葉みたいに「あんたプロだろ、道もわからないでよくタクシー運転手をやってるな!!」を浴びたり

「じゃ、いいです、降ります」とメーターを入れた後でも即即とお客は降りていったりもします。

そういう時は残念ながら基本料金分は自腹を切ることになります(僕も何回も経験あります(笑))

お客も人間ですから、誠心誠意、心のこもった応対を心掛ければ相手も親切に教えてくれるもんですからそこはあまり心配しないで大丈夫です

 

じゃ、どういう風にそれをやればいいんだ?と思うでしょうから、ドアを開けたところから実演風に喋りますね。

① 運転手:ハイ、どうぞ。ご乗車ありがとうございます。
② お客:〇〇〇まで行って下さい
③ 運転手:お客様申し訳ございません、私新人な者でして道がよくわからないのですが教えて頂けますでしょうか?(これを間髪入れずにお客に言う。)
※②と③が逆になることもケースバイケースであります

それはドアを開ける前にお客を見極める
なにか忙しいそうな雰囲気を醸し出していたなら①⇒③⇒②の順になりますし
買い物帰りの人やお年を召した人とかなら①⇒②⇒③でも良いかと思います。

この③をいかにお客に対して申し訳なさそうに、気持ちを伝えるように言えるかが問題になってきます。

ココできちんとお客への心に訴えかけれたなら、相手もちゃんと教えてくれるでしょうし

逆に道の知らないお客には住所を教えてもらいナビに入れるとか、9割以上はカバーできると思います。

残りの1割弱は、コレはタクシーの仕事に関わらず何を言ってもどうすることもできない、言わば「不可抗力」のお客です。

こういうお客に当たってしまった場合は仕方なし、お詫びをするところはお詫びをして、極力「自腹」を切らないように気を付けましょう。

 

 

それから、ココ最近の傾向はお客側から「住所を言いますからナビを入れて下さい」というのがほんと多いです

その時は言われた通りにナビをセットし、この一言を伝えましょう。

運転手:私、道が不案内なのですが、ナビ通りに行かせてもらって宜しいでしょうか?

※ナビは基本、メインの通りでの誘導になり、裏道とかは余程精巧なナビでない限りは出てきません

ココでお客にOKをもらっておけば、裏道とかも気にしなくていけるケースも多々あります

 

それと、外国人が乗ってくることも多いです。

タクシーに乗ってくる外国人客

基本、その外国人が道を知ってるならば上記のように教えてもらえばいいでしょうし

道をしらない外国人に対してはいつでもスマホを取り出せるようにしておき、下記のように翻訳アプリなどでやり取りを交わすなどすれば大丈夫です

「i am a new driver May I have the navigation? please tell me your address」

※新人ドライバーです、貴方の行きたい住所をナビに入れさせてもらっていいですか?

もし仮に貴方が英語を話せるならそんな面倒なことしないでもいいですけどね(笑)

 

とにかく、基本は「お客に道を教えてもらう」のですが、これは出たとこ勝負になります。

大事なのは、いつなんどきも貴方が「誠実」であるかということです。

 

新人タクシー運転手が道を覚えるための対策とは!?

タクシー運転手にとって様々な場所の「道」や「施設」等を知っていればそれだけ仕事を有利に運べるというモノです。

ただ、こればかりはいきなりたくさんのことを覚えようと思ってもどだい無理、日々の積み重ねが大事になってきます。

でも、できるだけ早く東京都内の地理に明るくなりたい。

早く地理を覚えて心にも余裕の持てる稼げるタクシードライバーになりたい。

そう思うのは人情だと思います。

そんな方への「対策」としておススメしたいのが『仕事外に車で走ってみること』です。

例えば、これからタクシー運転手をやってみようかなと思う人はどこの会社に所属するのであれ必ず「二種免許」を取得せねばなりません。

その期間が概ね二週間~三週間と考えてよいでしょう。

そして「地理試験」のために必ず下記の地図を一緒に購入するようになります。

※コレは古い物ですが、最新版が必ずタクシーセンターには置いております(約3000円ぐらいです)

※昨今はナビが全車に装着されてますから実際の業務には地図はほとんど必要なくなりました

この地図の後ろの方には東京都内の道路やほとんどの施設のデータが載せられています

これを元に都心の主だったところを実際に自分で走ってみて、状況を掴んでおくというのも対策の一つですね

 

例えばのお話しをしましょう。

東京都心で様々な人がタクシーを使って訪れる場所と言えば色々あるのですが

六本木ヒルズに連れて行かれることが多々あります

しかし、この六本木ヒルズの建物への入り方、車寄せの場所(3カ所)、そして出方というのが新人にはなかなかわかりずらい所でもあります。

それから、東京駅なんかもそうですね。

お客によっては丸の内口に付けてくれだの、八重洲口に付けてくれだのと様々です。

東京駅でのタクシーの降車場というのは指定されていますから、この辺も見ておいた方がよろしいですね。

それと乗降客が多いのは品川駅もそうですね。

ココは「高輪口」と「港南口」の二か所ですが、お客に「新幹線に乗りたいからそっちの方に付けて」とよく言われたりします

品川駅の新幹線乗り場は「港南口」と決まっていますのでそっちの方に付けるのですが、これも新人の内は迷わされることが多いですね

他では都心の高級ホテルだとか百貨店、大きな病院などには必ず「車寄せ」があります。

どこでお客を降ろせばいいんだろう?と新人の内は迷うと思いますので様子をみておいて損はありません。

後は羽田空港ですね。

第一ターミナル、第二ターミナル、第三ターミナルと三つに別れていて、お客の指示によって各々の場所の降車場に付けるのです

ココも慣れない内は絶対に迷うところなので、一般の車でももちろん行けますから見ておきたい場所の一つです。

 

いち早く覚えるために、そして余裕を持たせるためには事前の予習というのも大事になってきます。

もし、自家用車をお持ちでなければレンタカー(ニコニコレンタカー等)を使っても良いですね

6時間借りてガソリン代も含めると約3500円ぐらいかな~?

早く1人前のドライバーになるための授業料だと思えば安いもんだと思います。

 

ま と め

いかがでしたでしょうか?

道を知らない新人タクシードライバーがどのように乗り切れば良いのかその対処と対策をお伝えしてきました。

少しは不安というのが取り除かれたでしょうか?

今の僕は言葉は悪いですが、あくびをしながら、鼻くそをほじくりながらでも余裕で仕事ができています。

勿論、ココまでなるには時間は掛かりますが、僕みたいになれればほんとこの仕事は天国ですよ♪

最後までお読み頂きましてありがとうございました。

 

 

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