皆さんこんにちわ、としやんです。
タクシー運転手の「苦労」という言葉に対して考えてみたいと思います。
まぁ、どんな仕事にも「苦労」というのは付き物だとは思いますが、端から見たら、余程我々の仕事って「苦労」というイメージが付いて回ってるんですね(笑)
まず、長時間勤務でしょ、歩合給でしょ、道を知らないとできないし、変なお客に絡まれたりもするでしょ!
いや~、大変な仕事だと思うよ
このように仰る方々が多いんです。
まぁ、これらは実際にタクシー運転手を経験したことのある人間じゃなきゃわからないというのは当然なんですがね
そこで今回はタクシー運転手を志してはいるんだけど、いまいちイメージが悪くて一歩前へ出ないという方のために
少しで背中を後押しできるようなお話しをざっくばらんにしていきたいと思いますので
どうぞ最後までお付き合い下さいね。
タクシー運転手への転職をお考えの方はこちらの記事もご覧くださいね。
どうすれば失敗しないか?そのための転職方法について書いています。
⇒タクシー運転手への転職をお考えの方に!未経験者が失敗しない方法とは?
タクシー運転手は長時間に及ぶ勤務時間が大変?
タクシー運転手は1回の勤務時間が長いのが大変ではないのか?という巷のイメージです
確かにタクシー運転手の勤務体系というのは他の仕事と比べても独特です。
そして、朝出勤して点呼を終え、車を軽く点検してOKだったら営業所を出ていきます
戻るのは夜中です、それも日によってマチマチなところはありますが、平均すると2時、3時ってところでしょうか
遅い時は4時、5時なんて時もあります。
ですので、あくまでも1日の拘束時間というのが20時間前後と長くなるんですね
これだけを見れば「うわ~、やはり大変そう」ってなるわけですよ
実際に経験してない方は悪い部分だけを切り取って、悪いイメージを植え付けてしまうんですね。
まぁ、仕方のないことだとは思うんですが・・・
では、その一部分の悪いイメージというのを僕が払拭していきましょう(笑)
確かに一回の勤務時間というのは長時間です。
しかし、これを終えた次の日は1億%休み(正確な言葉を使えば明け番)なんですよ
これがもし、夜中に仕事から戻ってきて、後何時間かしたらまた仕事に出なきゃいけないなら、これは大変なことですよ。
そんなの僕には到底できません。
こういうことって今までは運送業界では結構あるあるだったみたいですよね(2024年4月から働き方が変わる)
それから、長時間勤務の中身なんですが、これが例えば会社から「この時間は君はこうしなさい、あーしなさい」などと命令が下されるのであれば
これはプレッシャーにもなり、本来の仕事ができない人も出てきて大変だと思います。
仕事上、誰かに指図されるのなんてストレスしか溜まりませんからね。
でも、タクシー運転手の場合は違います。
その与えられた時間を運転手が好きなように使っていいわけです、好きなようにですよ!!
朝会社を出たら、夜中に戻るまで、完全に自由です。
疲れたなぁと思ったらどこかに車を停めて休むのも自由。
眠たいなぁと思ったらどこかに車を停めて昼寝するのも自由。
たばこが吸いたくなったら適当にいつでも吸えるし、腹が減ったなぁと思ったら好きな時に飯を食える。
後は、仕事面においてもどこでお客を乗せようが自由だし、やりたくない場所では仕事をする必要もない(回送にすればOK)
それから、朝の出勤時間だって自由だし、終わる時間だって自分で決められる
今日はちょっと暇だなぁと思えば、仕事を切り上げて自由に戻ってくることができる
コレのどこに「苦労」という言葉があるのでしょうか(笑)
僕から言わせれば「至れり尽くせり」ですよ。
タクシー運転手の給料は歩合制だからプレッシャーが掛かる?
タクシー運転手の給料は個人の頑張り次第で給料に跳ね返ってくる歩合制だから、これにプレッシャーが掛かるのでは?と巷のイメージです
基本的にタクシー運転手の給料体系というのは
基本給+歩合
完全歩合制
おおまかに言えばこの2つに分けられます。
いずれにせよタクシー運転手をやっていたらこの「歩合制」というのから逃れることはできません
限られた時間内に、お客をどれだけ乗せることができるかによって自分の収入が変わってきます。
だから、それに対してプレッシャーが掛かるんじゃ?という意見もあります。
「お客を乗せられなかったらどうしよう?」
確かにこのような不安というのは初めてタクシー運転手を経験される方にとっては出てくるかもしれません。
しかし、そこは全く心配いりません。
2020年から始まったコロナ騒ぎみたいに、あのような100年に一度のことが起こってしまった場合は仕方ありませんが
それ以外の時は問題ありません、都会にはたくさんの客がいますから大丈夫です
普通に仕事をしていれば普通にそれなりの給料を取ってこれるのがこのタクシー運転手という仕事なのです
今は道端や駅、それ以外のタクシー乗り場でお客を拾う以外にも、たくさんの配車アプリというのもあります
そういうのをうまく活用していけば、お客を乗せられないなどという心配は一切ご無用なんですよ
やればやるだけ稼げる、やらなければ稼げない、それ以上でもそれ以下でもないです。
タクシー運転手は地理を知らないと仕事ができない?
タクシー運転手は道を知らないと仕事にならないし、お客からクレームも出るのでは?という巷のイメージです
タクシー運転手を目指す未経験の方が、必ず不安になることがコレですね。
僕も昔、タクシー運転手をやる前は不安でいっぱいでした。
しかしですよ、最初から道を知ってる人なんてハッキリ言っていません。
そりゃ、自分の近所の通り慣れたところとかでしたら知り尽くしていますが、それ以外の場所では知ってる人なんてほんの一握りですね
とにかく仕事を続けているうちにどんどん道には詳しくなっていきますからさほど心配することもありません。
それに近年はナビも付いてますし、乗ってくるお客は運転手に住所を入力させるお客も大変増えました。
一応、「地理が不安な時の対処法」ということで僕なりの考えをまとめていますのでコチラをご覧下さい
⇒タクシー運転手になりたいけど地理が不安!お客への対応とかどうすればいいの?
タクシー運転手は時としてアクシデントに見舞われることもある?
タクシー運転手は悪意のある客を乗せる場合もあるし、変な酔っ払いの客も乗せなきゃいけないのでトラブルのリスクがあるのでは?という巷のイメージです
これがタクシー運転手としての「苦労」なのかどうかは置いておきまして
どんな仕事も嫌なことの1つや2つあるのは世の常ではないでしょうか?
確かにタクシー運転手は、さまざまなお客を乗せて走ります。
ほとんどのお客とは何事もなく仕事を終えることができますが、なかには酔っぱらって質の悪いお客もいることも確かです
ごくたまに運転手に向かって説教してみたり、怒鳴り散らしたり、また「ちょっと道が違うんじゃない?」などと、何かと因縁をつけてきたりする人もいます。
僕は幸いにも悪意のあるお客(刃物を突き付けて脅迫してくるような人間)を乗せたことはありませんが
そういう事件が起こっているという話しも耳にします。
例えば、「質の悪いお客」を乗せる乗せないというのは、乗せる場所によって極力回避もできることもありますよ。
東京都心で言えば、下町地区と城南地区ではどちらが「お客の質」が良いと思いますか?
新宿歌舞伎町と銀座ではどちらが「お客の質」が良いと思いますか?
そうですよね、当然両方とも後者になります。
だから、普段から意識してあまり「質の悪い人間がいるような所」には行かない(営業しないで回送で逃げる)ようにすれば良いのですよ。
少なくとも僕はそういう方法を取って営業をしています。
そして、極力「質の良い人間がいるような所」で仕事をすることを心掛けてはいますね
ただ、そうは言っても1000回に1回は不可抗力というのも発生してしまいます。
まぁ、そんな時は酒でも飲んですぐ忘れるようにはしてますけどね(笑)
ま と め
いかがでしたでしょうか?
巷で一部分だけ切り取られて噂されてることと、実際に現役で現場に出てる人間との話しではかなり乖離があったのではないでしょうか?
色々とお話しをしてきましたが、パッと見、タクシー運転手には苦労が付き物だと思われがちですが、案外そうではなさそうだということがわかって頂けたと思います。
客を乗せて、その客の希望する目的地へ安全かつ迅速に、粗相のないように責任を持って業務をこなしていれば
あとは「自由」というのが多いこの世界。
そこがタクシー運転手の何物にも変えられない魅力の一つだと僕は思います
今までお伝えしてきたようなお話しを理解された上で真剣にタクシー会社へ就職、転職を考えてみよう
タクシー運転手になろうと思われる方ならぜひコチラも合わせてお読み下さいね
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
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