皆さんこんにちわ、としやんです。
タクシー運転手未経験の方にとっては「道」に対する不安だとか、「お客への対応の迷い」だったりとか様々なことでお悩みになられると思います。
しかし、最初の第一関門はなんと言ってもコレでしょう

自分にとってどこのタクシー会社へ入れば一番良いんだろうか?
これは東京都内に限らず、どこの地域でタクシー運転手をやるにもまずこの壁を突破することが先決になります。
ぶっちゃけて申し上げますが、タクシー会社に入社するのは全然難しくありません。
つい最近刑務所から出てきたとか、天涯孤独で住む家もない浮浪者まがいな生活を送っているとか、てんかん発作や重度な病気をお持ちでない限り
一種免許を取得して1年以上経っていればどなたにでも会社へ入ることができます。
今回は東京都内でタクシー運転手になろうと思っていらっしゃる方の後押しになるよう
選び方の基準やタクシー会社の内情を含めたざっくばらんな本音も交えながらお話しをしていきますので
どうぞ最後までお読み頂き参考にしてもらえばと思います。
タクシー運転手への転職をお考えの方はこちらの記事もご覧くださいね。
どうすれば失敗しないか?そのための転職方法について書いています。
⇒タクシー運転手への転職をお考えの方に!未経験者が失敗しない方法とは?
タクシー会社選びはとにかく重要!後々の貴方の精神的な面にも影響します
このタクシー会社選びというのは多くのタクシー未経験者が失敗をするところです。
いざ入社してみると、こんなはずじゃ・・・
僕自身も初めはタクシー会社選びに失敗を重ねた人間です。
じゃ、どんな点に注意をするか、どんな部分を見れば良いのか?
こればっかりはタクシー未経験者はどなたもわからないと思います
幸いにも貴方の周りにタクシー運転手のお友達や知り合いがいれば色々と聞くこともできるでしょうが
なかなかそういう恵まれた環境に身を置いてらっしゃる人は少ないです。
次の章で最低限、ココは見た方が良いという部分をお伝えしていきますね
ですが、これだけは申し上げておきますので貴方の心に留めておいて下さい
「お金」が全てじゃない!!
タクシー会社から自宅の距離がどうか?できれば通勤は楽な方で!
まずタクシー会社を選ぶ上での基準として最初に考えるのが「通勤」です。
コレはどこの会社に入っても付いてくるモノです。
何故これが大事なのかと言いますと、タクシーという仕事は通常、朝はマチマチですが、終わりは大概深夜になります(勤務体系にもよります)。
例えば皆さんならどうでしょうか?
深夜に疲れて営業所へ戻ってきたら、やることをやり終えて即即と家に帰って寝たくないですか?
僕なんかはバイク通勤(家から約10分)なので、早く帰ってシャワーを浴びてビールでも飲みたいと思う方なので仕事が終わったら速攻で帰ってます
まぁ、タクシー会社によっては休憩室なり仮眠室を設けているところがあるので、電車通勤してる人は始発の時間まではそういう場所を使って時間を潰す人もいます。
でも、僕も以前にいた会社ではあまりにも眠たくてついつい寝すぎてしまい起きたらお昼過ぎなんてことがざらにありました。
そうすると、そこから家に戻るとなんか1日がもったいない気がしていましたね。
この辺はどう感じるかは人それぞれですが、時間を無駄にしたくないとお思いでしたら自家用車やバイク、自転車で通勤でき、自宅からそんなに時間の掛からない場所で勤務するのがベターだと僕は思いますね。
タクシー会社は大手と中小とあるけどどちらがいいの?
東京都内には多くのタクシー会社がひしめき合っています。
そのタクシー会社の中に「大手」と「中小」というのが存在しています
タクシー運転手未経験の方でも聞いたことはあるかと思いますが、大手と言えば俗に「大日本帝国」〈日本交通、国際自動車(kmタクシー)、大和自動車交通、帝都自動車交通〉があります
その下の準大手と言われるのが〈日の丸自動車、東都自動車、グリーンキャブ〉の3社です。
大手には属しませんがグループとして大きな規模数を誇るのが東京無線タクシーでしょうかね。
そして、その下に続くのが『中小』と言われる会社群です。
ちなみに僕は今、都内でも割と車両台数はそこそこの中堅のタクシー会社に勤めています。
さて、前置きが長くなりましたが、働くのは大手と中小とどっちがいいの?とタクシー運転手未経験の方は思うでしょう。
でも、ズバリこの答えは「貴方次第」としか正直言えないんです。
例えばのお話しなんですが、僕の友達や知り合いがタクシー運転手になりたいと言い出したら即答できるでしょう
「お前だったら大手の方が合ってるんじゃない?」とか「君だったら中小の方に適してると思うよ」ってな感じで。
何故かと言えば、その人間たちのことを知ってるからです。
ではですね、恥を忍んで僕のことをお話ししますね。
僕は今のタクシー会社で4社目です
一番初めは大手(本体)、二回目は中小、3回目は大手(グループ会社)、そして今は中小の会社に勤めています
※大手のグループ会社とはフランチャイズに加盟して大手の看板を借りて営業しているタクシー会社のこと。
僕の性格や性質は・・・
なんと、カスというかクズというか最悪な人間なのでしょう(笑)
お解り頂けるかもしれませんが、僕みたいな人間は「大手」には向きません、だから中小で仕事をしているのです。
逆に僕の反面教師的なタイプの人は「大手」でも十分やっていけると思いますよ。
確かに仕事(営業面)においては「大手」の方が全然有利ですので、それなりにコツを掴めばお金を稼ぎやすいとも言えます。
※大手が有利なのは「たくさんのお客を抱えている」、「大手専用のタクシーチケットが使える」、「大手専用のタクシー乗り場を持っている」、「無線やタクシーアプリの数が多い」等々が挙げられます
そして、大手は教育体制もしっかりしているという面はタクシー未経験者にとっても安心できるところじゃないかと思います。
まぁ、でもぶっちゃけて言いますと、仕事のコツさえ掴んでしまえば、大手でも中小でも給料面というのはさほど変わらないというのは現実です
あくまでも大手は上記のような環境下なので中小よりは少し有利に仕事を進められるという程度ですね
タクシー会社には規律が厳しいところと緩い所があると聞いたけど
これは上記の「タクシー会社は大手と中小とあるけどどちらがいいの?」のお話しに付け足すようなモノなのですが
当然ながら会社によって規律が厳しい会社と緩い会社に別れます。
中でも大手4社はどこへ行ってもこの「規律(コンプライアンス)」という面においては厳しいです。
とくに大手はそういう面ではピリピリしているのが現状なんです。
これもぶっちゃけて言っちゃうと「運転手の営収」よりも、「運転手に規律を守らせる」方に重きを置いています。
何故ならば、その規律を守らない運転手が多くなってしまうとタクシーセンターやお役所からの行政処分の対象にもなり、下手をすると営業所自体が業務停止を喰らったりせざるを得ないことだってあるんですよ。
ですから大手は度重なる「モニタリング」というのを実施しているんです。
※モニタリングとは運転手がきちんと仕事をしているか、挨拶やマナーにおいてもしっかりやっているかを見る抜き打ちテストのことを称します。
これは大手(本体)の運転手だけでなく、大手(グループ会社)の運転手にも実施されます。
まぁ、大手からすると看板を背負わしているので当然といえば当然ですがね。
後は、このモニタリング以外にも規律が厳しい部分があります
それは運転手の「勤務時間超過」と「走行距離超過」です。
この勤務時間というのはいまだ会社によってバラつきがありますが、大手となるとこれは厳しいと思います。
要するに決められた時間内に仕事をして営業所へ戻らないといけないんです。
それと、タクシーは一日に「365キロ」という数字をオーバーしないように仕事をするのですが、これも決まりなんです
これらをオーバーしてしまうと、大手ならお叱りを受けたり、始末書を書いたりだのめんどくさいことが起こります。
片や中小(全てではありません)ではその辺のところは緩いです。
モニタリングなども実施したりする会社も少ないですし、勤務時間や走行距離などにも割と緩いのが見受けられますね。
「俺はコンプライアンスを重視してようが、モニタリングがあろうが、口うるさい人間がいようがとにかく金を稼げればいいんだ!」という方は大手へ。
「そんなめんどくさいことがあるならまっぴらごめんだ!」という方は中小へ。
これがまずは少なからずの「基準」と言えるでしょうね
ちなみに僕が働いている会社ではな~んもありません、楽で楽で仕方ないです(笑)
タクシー会社の車両台数やどんなタイプの車両を使っているのか?
コレ、タクシー運転手になってみようかなぁとお考えの人がほとんど考えないし、頭に思い浮かべないことでもあります。
実際に僕もタクシー会社を転々とした時にも考えなかった、というよりも条件面等の方が先に頭によぎって考えつかなかったという方が正解ですね。
でも、できるならコレも考えておいて損はありませんよ
ちょっと想像してみて下さい。
貴方が運転してお客を乗せるタクシーが古くておんぼろだったら(笑)
実は今のタクシー会社の前のタクシー会社がそうだったんです。
新人の頃、こんなタクシーからスタートさせられました
※イメージ画像です
クラウンコンフォートという一番程度の低い車両ですね
いまだにこのタイプのタクシーがたくさん走っていますよ
当然ながら上記のタイプの車両よりも、コチラの方が良いと思いませんか?
※イメージ画像です
東京都心では当たり前のように見掛ける「ジャパンタクシー」ですね。
僕も今乗っているのは「ジャパンタクシー」です。
クラウンコンフォートと比べると天と地の差かもしれません。
「一度このタイプの車に乗ってしまうと、もうセダンタイプの車は乗りたくないね、まして同じ料金だしね」と、お客によく言われます。
とにかくこの車両は人気がありますから今はどこの会社も早急に車両をコレに変えていますが、資金の問題もありますのでなかなかそうはいかない会社があるのも現状です。
今の時代はお客が車を選んで乗ってくる時代。
例えば付け待ちなんかしている時でも下記のタイプの車でさえ「ジャパンタクシー」が選ばれて乗ってくるという現象がかなり起こっています
※イメージ画像です
まぁ、どんな小さくて狭い部屋でも「住めば都」と言われるように、どんな車両でも慣れてしまえば問題は無いって言えば無いんですが
営業面においての有利、不利がある以上はできれば早めに「ジャパンタクシー」に乗りたいじゃないですか。
ちなみに僕の会社なんかはほとんどといっていいほど「ジャパンタクシー」になりましたね。
ですので、内みたいな会社ですと新人からでも即「ジャパンタクシー」に乗れるというメリットがあります
細かいことですが、こういった事柄もタクシー会社選びの際には頭に入れておいた方がいいですよ。
★真剣にタクシー会社へ転職、タクシー運転手になろうと思われる方ならぜひコチラをお読み下さい⇒タクシー運転手への転職をお考えの方に!未経験者が失敗しない方法とは?
ま と め
いかがでしたでしょうか?
タクシー会社選びはタクシー運転手になる第一歩。
ざっくばらんにお話しをさせてもらいましたから、大手を選ぶか中小を選ぶかは少しでも参考になったと思います
僕が見ている中では始めは『大手』に入ったけど、居心地が悪いからと「中小」へ流れてくる人がほんと多いです。
その逆(中小⇒大手)はほとんど無いですね
これが僕が最初に言った『お金が全てじゃない!』というところでしょうか
ただ、タクシー会社の内情というのは実際に入社してみないとわからないのが常です。
自分がいいと思った所がいざ入ってみると全然空気が合わなかったとか
ココはなんか良さげに感じないんだけどといったところが意外にも水が合ったとか
こればかりは本当になんとも言えないのが正直なところですね
ぶっちゃけたことを言いますが、長くタクシー運転手を勤めようと思うならとにかく気が楽なところに限りますよ
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
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